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撮影後記〜One Story 山本夫妻〜

最高な夫婦、ここに現る。

この二人、私ずっと注目していたのです。何かにとらわれない、自分たちの幸せを確実に積み上げている、その気配を私はずっと感じていました。なんだか目が離せないし、気づくと見ちゃう、そんな夫婦。そんな二人に今回は待望の取材です。二人の秘密を解き明かしちゃうぞ!ってな具合に。軽やかで、着実で、楽しそうで、一生懸命。きっと誰もがこの二人を追いかけたくなる、そんな野望を持って依頼をしたのでした。

取材を終えて、記事を出して、私はやっぱり目が離せない。「自分たちの価値基準」がアップデートされ続けているではないか!DEIの仕事に携わる立場としても、篠崎個人としてもかっこいいなぁと素直に思わされる時間となったのでした。

その選択、かっこいい!

山本夫妻との出会いは、私の1社目に遡ります。正確に言うと、ゆうみさんとの出会いです。1社目の博報堂プロダクツで同僚でした。同じ営業職として同じような仕事をし、同じお店でご飯を食べて帰る、そんな後輩でした。当時から彼女のまっすぐで素直、「これ!」っと思ったことに正面突破で向かうエネルギーに私は憧れていたのです。

私は随分と前に退職しましたが、交流は続き、ついに!な報告が。ゆうみさんがご結婚!(めでたい)さらに10歳年下というではないか!!(なんだかさらにめでたい!)働く女性文脈において、このケースはまだまだ珍しい。年の差カップルはよくあれど、女性が10歳年上のことはあまりない。「ああ、やっぱり最高」私にはそう思えた。

自分の信じたこと、決めたことを貫き通す芯の強さが私は大好きなのだ。私はそのブレない芯が眩しいし、本人がそんなに武士のような信念ともまた違う軽やかさを持っているから、さらに憧れちゃう!

自分たちの道を、進みたい

この思いは、きっと誰しも持っている。Career Bloomとしてインタビューを連載することは創業時から決めていました。選択は人の数だけあって、それは自分たちだけのものであって、どんな道も素晴らしくかけがえがないもの、私はそう思っています。

山本夫妻の歩む道にはいつだってお互いへの尊敬がある。二人は趣味も考え方もまるで違う、だけど理解しあおうとして、話すことを怠らない。だからこそ強いと、DEIに携わる立場としてはそんな感想を持ちました。そして、違う二人だからこそ魅力が倍増している。

今回の記事ではプライベートな決断にも踏み込ませていただきました。お話してくれて本当に感謝しています。キャリアとライフイベントは切り離すことができず、いつも通り働いているように見えて、いろんな決断を日々しています。卵子凍結の説明会を週末に申し込んだ人、基礎体温を測って出社した人、今日どうしても病院に行く必要があって焦っている人・・・わざわざ口に出さなくても仕事以外のご自身のプライベートな判断が頭をよぎり、時に不安な気持ちになるものです。もちろん妊娠に限らずパートナーとの関係や子供のことなど、あげたらキリがありません。(もちろん女性に限った問題ではありません)そして、人生を進める時には「決める」瞬間が必ず訪れます。その「決める」をどうするか?苗字、家庭の役割分担、仕事、子供…二人はここまで自分たちだけの判断を日々積み重ねて、家庭を築いている様子がありありと想像できるインタビューとなりました。

きっとこの記事を必要としている人がいる。私はそう確信しています。この記事は「誰か」の心の支えになって、一歩前に進む勇気となり続けると思います。それくらいリアルなことが詰まっています。いつだって背中を押せるのは、誰かの本当のお話しなんだと思う。作られた何か、理想的な何か、ではなくて、真剣に向き合っている二人だけのストーリー。インタビューサイトを作ってよかった、そう改めて思う時間となりました。山本ゆうみさん、裕明さん、改めてありがとうございました!

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