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撮影後記~小泉由子さん~

撮影後記~小泉由子さん~

今回は、小泉由子さんの取材に同席しました。ここでは、本編に収まりきらなかったお話や、取材の場で感じたことを綴ってみたいと思います。

好きな仲間と、尊重し合う家族と

Acne Studios時代のことを伺うと、「クリエイティブな人たちの集まりだった」と振り返っていました。売上を伸ばすことは、ブランドを世の中に広めることでもある。その考え方を「面白い」と思えたことが、小泉さんをブランドを届ける仕事へと引き込んでいったそうです。当時の仲間とはプライベートでも仲が良かったそうで、楽しそうに話す表情が印象的でした。好きなブランドがあって、一緒に楽しめる仲間がいる。そんな毎日を、仲間と一緒に大切に積み重ねてこられたことが伝わってきました。

「ご自身のキャリアについて、ご家族とどんなお話を重ねてこられたのですか」という質問に返ってきたのは、まさかの「事後報告でした!」という一言。その場が一気に驚きと和やかな雰囲気に包まれました。お互いのキャリアを尊重し合うことが当たり前という感覚がとても新鮮で、いつか私の周りでも、それが当たり前になる日が来るのだろうかと、思いを巡らせました。

私が聞いてみたかったこと

フランス語や英語を必死に身につけていた頃から今日まで、仕事を頑張ろうと思える軸は変わってきたのか。そして、小泉さんにとって仕事とはどんな存在なのか。

一つ目の質問に、小泉さんは少し考えてから答えてくださいました。若い頃は、とにかく仕事そのものが一番だったこと。経験を重ねるなかで、大きな舞台へのワクワクや、仲間に任せることの大切さを知っていったこと。そして今は、自分自身が健やかでいられること、一緒に働く「人」の優先順位が高くなったこと。

お話を聞きながら感じたのは、軸が入れ替わったというより、「好きなものを広めたい」という芯の周りに、新しい大切なものが一つずつ重なってきたのだということです。

二つ目の質問への答えは、「仲間が成長し、チームで良いものをつくって届けること」。今の小泉さんは、若いメンバーの力を引き出し、チームとして成果を出すことに楽しさを感じているように見えました。

インタビューの中で一緒に働く仲間やチームのお話を聞くたびに、私自身「誰と、どう働きたいか」を改めて考えるきっかけをいただきました。

取材を終えて

気が乗らない日があっても、無理に自分を奮い立たせない。そんな自分も受け入れたうえで、自分なりに気持ちを切り替えて仕事に向かう。

華やかさとは裏腹に、とても等身大で、肩の力が抜けた方。本編では、そんな小泉さんのキャリアと働き方がたっぷり語られています。ぜひあわせてご覧ください。

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