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VUCA時代のマネジメントに必須となる“対話力”を実践形式で学ぶ2時間
2025年12月8日、CBC株式会社のマネジャー層・HRメンバー約20名に向けて、「1on1って、本当に意味があるの?」という問いから始まる、実践型1on1研修を実施しました。
働き方・価値観が多様化する現在、上司が“正解を持つリーダー”から“対話で可能性を引き出すリーダー”へとシフトしていくことが求められています。
今回の研修は、その第一歩として、1on1の本質理解と、翌日から使える実践スキルを習得できる内容をお届けしました。
◆ 開催概要
■ 日時: 2025年12月8日(月)15:00–17:00
■ 対象: CBC株式会社 管理職層(約20名)
■ 登壇者: ASG Works 代表/人事コンサルタント 大塚ちづる氏
■ 形式: 座学+ケーススタディ(2パート)+グループワーク
■ 目的:
・1on1の「価値」と「組織インパクト」を正しく理解する
・“評価”とは異なる、対話型マネジメントとしての1on1を体得する
・ケーススタディで、現場での再現性を高める


◆ 研修の流れと内容
- 1.「なぜ今、1on1なのか?」
- キャリア観が大きく揺れ動く令和の働き方。レジリエンス、アンラーニング、キャリアオーナーシップ、ウェルビーイング…。これらのキーワードに共通するのは、「一人ひとりの状態に寄り添い、変化をキャッチし続ける必要性」。
- VUCA時代において、上司の役割は“指示をする人”から“支援し、対話する人”へとアップデートされつつあります。
- 2. 「1on1」は“問題解決の場”ではなく“情報把握の場”
- 多くのマネジャーが誤解しがちなポイントですが、1on1の目的は「課題を解決すること」ではありません。1on1の真の目的は、メンバーの状態・変化を把握し続けること。“小さなサイン”こそが、離職防止・早期支援・成長支援につながる大切な情報です。
- 講義では、「フィードバック・評価面談」との違いも明確化しながら、1on1の本質=関係構築・成長支援の場であることを整理しました。
- 3. 実践パート(How)
- 今回の研修の特徴は、リアルなケーススタディ。3人1組に分かれてロールプレイ形式で実施しました。
- ケース①:評価に納得できない部下
- ケース②:最近、少し元気がない部下
- 参加者は「上司役・部下役・オブザーバー役」に分かれ、
- 状況設定を忠実に演じながら1on1を体験。実際の現場で“明日からそのまま使える”対話のコツをお伝えしました。
◆ 参加者のアンケート結果
満足度、活用実感ともに5段階中4以上となる、高い結果となりました!
研修全体の満足度 4.14 / 5
実務への活用実感 4.36 / 5
参加者からのコメント
「1on1で“答えを出さなくていい”という考え方が腑に落ちた」
「まずは聴くこと、遮らないことの大切さを理解できた」
「忙しい時期でも“続けられる仕組み”として、自分のチームで活かしたい」
「メンバーが話しやすい空気づくりは、想像以上に効果があると感じた」
特に多かったのが、「すぐに現場でやってみたい」という声。
今回の研修を通じて、今の時代だからこそ1on1による適切な情報把握やマネジメントが必要である、ということがお伝えできたかと感じています。
Career Bloomはこれからも、一人ひとりが成長し、組織がしなやかに進化していくための研修コンテンツをご提供して参ります。
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